多摩地域 伝統文化・芸能紹介

立川市

Tachikawa City

立川市 01/03

お囃子

立川おはやし保存会は立川市文化協会に加盟する団体で、立川市内で活動する囃子連で構成され、囃子連相互の親睦を深めること、また郷土芸能の保存・普及・技術の向上・後継者の育成を図ることを目的として昭和63年3月に発足しました。以来、立川おはやし大会、小若クラブの開催、立川よいと祭りへの参加、行政・各種団体・企業からの依頼による各種イベントヘの出演を実施しております。小若クラブは毎年6月に子供や初心者が中心となって行なう祭囃子の発表会です。若手で実行委員を組織することにより後継者の育成、またこの催しを通して各団体相互の交流を目的としております。
立川おはやし大会は、毎年11月3日(祝)に1年間の練習の成果を発表する場として立川おはやし保存会の主管で開催されます。
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立川市 02/03

獅子舞

郷土の安泰と五穀豊穣、雨乞いと悪疫退散を祈願して、元禄2年(1689年)から継承され、毎年8月の立川諏訪神社例大祭に奉納される伝統芸能です。
金曜の宵宮から土日にかけて行われる例大祭の神社境内の土俵で、大頭、中頭、雌獅子から構成される三頭の獅子と、天狗が舞います。舞にかかる時間は、現在は1時間に短縮していますが、本来は2時間以上になります。
この市指定無形民俗文化財を支えているのは、世代を超えて受け継がれてきた地域の絆です。立川市獅子舞芸能保存会(昭和38年結成)が、主役となる地域の子供や学生たちの指導を担っています。例大祭が近くなると「獅子宿」と呼ばれる公会堂で、連夜に渡って稽古が行われます。獅子頭の立髪には鳥の羽が150本つき、身に着けると8kgにもなります。暑さの中、交替なしで頭をかぶり続けるため、真夏の稽古は厳しいものです。
地域の誇りである伝統芸能は、こうして330年以上伝えられています。
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立川市 03/03

立川よいと祭り

平成元年に始まった立川よいと祭りは、立川市をより良いふるさとへ、市民相互のふれあいを密に、交流の輪を広げ、市民の郷土意識を高め、立川市のイメージアップを図ることを目的に、「市民の祭り」として実施されています。また、地域の様々な団体の参加・協力のもと、祭りという「にぎわい」を創出するとともに、人と人をつなぎ、地域の絆を育むという「やすらぎ」の創出にも寄与しており、祭りを通じて市内外からお越しになる方々との「交流」が生まれることで、立川市が目指すまちづくりの将来像「にぎわいとやすらぎの交流都市 立川」を象徴するイベントの一つとなっています。「よいと祭り」の名称は、良いところ、良い都、良い人、良い途、宵の祭り、宵処、「よいしょ」というみこしの掛け声をイメージしてつけられました。お祭りの中心は、「民踊流し踊り・山車・万灯みこし」で回を重ねるごとに発展し、多摩地区でも注目される祭りの一つになっています。
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