市内各地で継承された伝統芸能を紹介するお祭りです。毎年5月下旬の日曜にJR昭島駅北口の特設会場へ各地の屋台・山車・居囃子・神輿・獅子舞・和太鼓が集合します。中でも拝島地区の人形屋台は一本柱後方建ち上げ式で人形を建ち上げ、高さ約８ｍにも及びます。また東京都指定無形民俗文化財に指定されている「中神の獅子舞」は南北朝時代が起源の獅子舞で、角内流12通りの踊りを忠実に継承しています。土曜日は前夜祭が行われ、万燈神輿の渡御や昭島のご当地音頭を使った民謡流し踊りも行われます。
特別ゲストに友好都市である岩手県岩泉町の「中野七頭舞」が踊りを披露します。
あきしま郷土芸能まつりは「ふれあい生まれるみんなのまつり」として郷土芸能の継承も大きなテーマで、屋台曳き体験や和太鼓体験など次の世代へつないでいく取り組みもしています。出演は、屋台・山車4台、居囃子3団体、神輿6基、獅子舞1団体、和太鼓2団体にも上り、昭島の伝統文化に触れる絶好の機会です。