あきる野市内には、お囃子・獅子舞・神楽など様々な郷土芸能が数多く継承されています。その内の40団体(お囃子30、獅子舞9、棒使い1)で、あきる野市郷土芸能連合会を結成し、各地域の祭礼やさまざまなイベントなどと連携して活発に活動しています。
お囃子は、明治期に神田流と重松流祭り囃子の2つの流派が市内に伝えられ、その後各地区に伝えられていきました。連合会に加盟している30の団体の内、4団体は神楽も合わせて継承しています。
獅子舞は、来歴は明確にはわかりませんが江戸時代から継承されています。8団体が三匹獅子舞で、その内、棒使いも行う団体が2団体あります。そして市内で唯一、二人立ちの獅子舞で太神楽を演じる団体がひとつあり、また棒使いのみを保存継承している団体もあります。