多摩地域 伝統文化・芸能紹介

清瀬市

Kiyose City

清瀬市 01/02

清戸獅子

「清戸獅子」は7月15日前後の日曜日に東京都清瀬市の日枝神社で行われる獅子舞です。五穀豊穣や無病息災を祈願します。瀧山城、八王子城、滝の城の城主であった北条氏照が武運長久を祈願し奉納したのが始まりとされています。
獅子は一人立ちで、オジシ(大獅子)、メジシ(女獅子)、ナカジシ(中獅子)の三頭からなり、先導役のヤマノカミ(山の神)、ハナガサ(花笠)で構成されます。
舞いは勇壮で、格調高い笛の音と獅子唄に特徴があるといわれています。
昭和52年7月1日に清瀬市無形民俗文化財に指定されました。
清戸獅子
清瀬市 02/02

した 宿じゅく 囃子

「下宿囃子」は毎年、4月23日(春の祭礼)と9月14、15日(秋の祭礼)に下宿八幡神社で行われる神田流の流れをくむ祭囃子です。五穀豊穣や無病息災などを祈願して奉納します。
演奏はオオカン(長胴太鼓)、ツケ(小太鼓)、笛、鉦、拍子木で行い、オカメ、ヒョットコ、獅子、天狐、外道などの踊りがつきます。
祭囃子は明治のはじめに浅草から飴売りに来ていた通称「飴キサ」から習ったと言われています。飴キサは「きさぶろう」という名前で囃子を一通り覚えており、下宿の人たちに笛や太鼓を伝授したと言います。
昭和52年7月1日に清瀬市無形民俗文化財に指定されました。
下宿囃子
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